Radio And The Setagaya





音と音楽と街、私の仕事を紹介します

先日、、、つい出来心でディレクターの先輩に、姫の15年程前のライブビデオを見せてしまった。
恵比寿Guiltyでのライブと、原宿ホコ天でのストリートライブ。
超ミニスカートを履いて、自分で作った曲を歌っている。
調子に乗って、姫が音楽を担当した子供向けミュージカルのビデオまで見せてしまった。
この頃は、最低月に一度はライブをやっていたし、地方にも行っていた。
芝居関係の音楽を頼まれる事も多かった。

ビデオを観た先輩は、姫のことを、めちゃくちゃ褒めてくれた。
歌が上手いとか、曲がいいとかではなく、姫のプロデュース能力、ビジネスセンスをだ。
実際歌は下手くそだ。

でもこの頃、自分で作詞作曲をし、アレンジし、Macで打ち込みまでやっていた。
で、それをベースにスタジオで他のメンバーとリハをする。
編成は、Dr、G、Bだったので、KeyとPerパートは姫の打ち込みを使う。
それを、2Mixで4trカセットマルチの2chに入れ、1chにクリックを入れる。
それでライブをやっていた。
(解ります?)

アマチュアが音楽活動を続けるには、大きな壁がふたつある。
お金と集客。
ライブの為に、チケットノルマが課せられる。
で、チケットが売れず、よって集客も出来ず、ノルマ分自腹を切る、という図式になる。

例に漏れず、姫も当時お金はなかった。
普通の方法ではチケットが売れないのも解っていた。

だから、姫はただでライブをやる方法、いや、お金を貰ってライブをやる方法を考えた。
お金をもらうのはチケット代とは限らない。
自らライブを企画し、出演バンドにノルマを課せばいいのだ。
そして、自分のバンドは「ゲスト出演」としてトリを飾ればいい。
ノルマのプレッシャーがなければ、招待券を配ることも出来る。
招待券により、集客も多かった。
集客が多ければ、結局他の出演バンドは喜ぶ。

招待券に関しては結構悪口も言われた。
「自分の音楽を安売りしたくない」とか「タダで来てもらっても嬉しくない」とか。
ん?本当にそうですか?
例えば、TV出演の依頼が来たら、TVに出るんじゃないですか?
視聴者はタダでTVを見るのですよ。

出演のみならず、ライブ企画を沢山やった。
自分が出演しない事ももちろんあった。
それで収入を得ていた。
人件費がもったいないので、PAアシは自らやった。
だから、今でもPAに強いのだ。

劇団の子に音楽を作ってくれと頼まれることも多々あった。
既存の曲のオルゴールバージョンだとか、カラオケを作って欲しいとか。
カセットで曲を貰い、耳コピして譜面におこし、Macで打ち込みをする。
劇団員にとっては、便利な存在だったと思う。

それが、24、5歳の頃。
どっぷり音楽にはまって生きていた。
一応、編曲家としてCDも出しているし、著作権フリーCDに曲も提供しているんだよ。

写譜もやった。打ち込みカラオケも作った。
とにかく、音楽で収入を得られるのが嬉しかった。

先出のディレクターの先輩はそんな姫を褒めてくれた。
「そこまで出来る25歳なんてめったにいないよ」
えっ?そうかな?
・・・確かに、曲を作り、歌のうまい25歳はいっぱいいるだろう。
でも、お金がなくてもライブが出来る方法、集客出来る方法を考え、
ライブイベントを企画し、劇団の為に打ち込みし、、、
確かにそんな25歳の女の子に、今姫が会ったら「すごいね」と、言っていると思う。
少し、自信を持っていいかな・・・

そして、この経験はラジオディレクターという仕事にまっすぐ繋がっている。
イベント企画は得意分野だし、姫のPCさばきはよく感心されるし、
音楽機材ににも詳しいと言われるけど、当たり前って言えば当たり前。

人生、無駄なコトってないんだなぁ・・・

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